第 1 回 |
2018/07/28 (土) 9:00~15:30 |
理学部2号館2階 理学部8番教室・第4会議室 |
酒井 文雄
(大学院理工学研究科数理電子情報系専攻) |
数学 |
(講義・実習複合)「数える」
物の数を数えることは数学的好奇心の原点であり,実用的な問題でもある.まず,基礎的な数え方である順列の数,組み合わせの数,二項定理などから始める.次に,正しく数えるために必要な包含と排除の原理を述べる.その後,興味深い例題を解きながら,いろいろな数える問題を解説したい. |
2018/07/28 (土) 9:00~15:30 |
理工学研究科棟2階 物理実験室 |
理学部物理学科教員・大学院生 |
物理 |
(実験)「熱の不思議と低温の世界」
熱は、私たちにとって重要な(物理)量です。気温が10度ともなると肌寒くなり、逆に30℃になると熱いと感じます。物質にとっても温度は、重要であり、例えば、0度以下になると、水は凍ってしまうことは日常生活で体験できます。最も寒い環境は冷凍庫などですが、実際にはそれよりもさらに寒い状態にすることができます。そのような、とても低い温度にしたときに、物質はどのような状態になるでしょう?講座ではまず、ペルチェ素子を用いて熱=エネルギーという観点を学びます。そのうえで、液体窒素という非常に低い温度の液体を使って、物質を凍らせたり、ある物質を超伝導の状態にしたりし、このような低い温度で生じる現象を観察し、その原因を考察します。 |
2018/07/28 (土) 9:00~15:30 |
理工学研究科棟2階 化学実験室 |
廣瀬 卓司・小玉 康一
(工学部 応用化学科) |
化学 |
(実験)「イオンの動きをみよう」
金属が液体に溶けてイオンになると色を持つものがあります。色がつくとその動きを目で見ることができます。寒天を利用して、金属イオンの動く速度が計れないか実験しようと思います。 |
2018/07/28 (土) 9:00~15:30 |
埼玉大学理学部3号館 学生実習室 |
是枝 晋
(科学分析支援センター) |
生物 |
(実験)「植物と海藻の色のひみつ」
陸上の植物も海中の海藻も光を集めて光合成をします。植物の葉は緑色の色素(葉緑素)で光を集めます。ところが海藻は茶色っぽかったり黒っぽかったりします。光を集める色素の色が違うのでしょうか。実は植物も海藻もいろんな色の色素を持ってています。どんな色素を持っているのか、植物や海藻の色素を分けて観察してみよう。 |
2018/07/28 (土) 9:00~15:30 |
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岡本 和明
(教育学部自然科学講座) |
地学 |
(実験)「鉱物の脱水、脱炭酸反応実験」
日本列島では、プレートの沈み込みにより地震や火山噴火が起こります。最近、脱水、脱炭酸反応が地震や火山噴火などに大きな影響を与えることが分かってきました。電気炉による実験で脱水、脱炭酸反応を確かめて見ましょう。 |