第 1 回 |
2011/08/02 (火) 10:00~11:00 |
|
永澤 明
(理学部・基礎化学科) |
化学 |
錯体の化学
金属元素と分子やイオンとの化合物である錯体は色や磁性、電気的光学的特性の面で注目され、生命現象にも深く関わっています。その一端を紹介します。 |
2011/08/02 (火) 11:30~12:30 |
|
山田 敏規
(工学部・情報システム学科) |
情報 |
どちらが速い? --- アルゴリズムと計算量のお話
計算機はデータをある順序で並べるといった単純作業を得意としています。しかし、作業によってはたくさんの手法(アルゴリズム)が提案されており、どの手法が一番速いかは非常に気になるところです。この講義では、各手法を実際にプログラムとして実装する前に速さを比較する方法についてお話しします。 |
2011/08/02 (火) 13:30~14:30 |
|
飛田 和男
(理学部・物理学科) |
物理 |
「統計力学が開く世界」
我々が日常目にするマクロな系は10²³個ものミクロな要素(電子や原子など)から構成されるにもかかわらず、その状態はいくつかのマクロの物理量(温度、圧力、体積、磁化など)によって完全に記述されているように見える。また、相転移のように一つ一つの要素の従う力学からは想像もできないような振る舞いを見せることがある。統計力学とは、ミクロな要素の従う力学に、統計的な手法を組み合わせてマクロな系の振る舞いを理解するための方法である。この方法は、統計的な手法に基づきながら、巨視的な量に関しては正確な予言をすることもできる。講義ではこの手法を簡単に紹介した後、相転移やそれに伴う対称性の自発的破れについても触れたい。 |
2011/08/03 (水) 10:00~11:00 |
|
大朝 由美子
(教育学部・理科教育講座) |
地学 |
銀河系のなかの私たち -太陽系から銀河団まで-
|
2011/08/03 (水) 11:30~12:30 |
|
長澤 壯之
(理学部・数学科) |
数学 |
積分公式を離散化してみよう。
数学者ガウスは、小学生のとき、1から100までの自然数の和を巧妙な方法で計算し、周囲を驚かせました。これは、三角形の面積を求める方法を離散化したものといえます。面積を求める積分公式を差分化すると和の公式が得られます。高等学校で学ぶ積分公式と和の公式を離散化を通して統一的に眺めてみましょう。なお、講義は、積分未学習者でも理解できます。 |
2011/08/03 (水) 13:30~14:30 |
|
金子 康子
(教育学部・理科教育講座) |
生物 |
電子顕微鏡で細胞内DNAをみる
生きている細胞の中ではさまざまな構造が刻々と変化しています。ダイナミックに形を変える細胞内DNAを電子顕微鏡で観察する試みを紹介します。(講義) |